今自分にできること
- 2020/5/30
- コラム

年明けのご挨拶を申し上げてから、早くも半年が過ぎようとしております。はじめは局所的にとどまるだろう、と楽観的な雰囲気が漂っていた新興感染症のCOVID-19でしたが、あっという間に世界を脅威へ陥れました。
アドラー心理学の学びは、実際に仲間と集まってその雰囲気を五感で感じながら学んでいくことをとても大切にしていますので、私たちのコミュニティも活動を大幅に制限されることを余儀なくされました。各自が行動を制限され、息を潜めるようにやり過ごす日々に、おとなも子どももこれまで味わったことのないストレスを感じた人たちも決して少なくないことでしょう。
こんな時こそ、アドラー心理学を学ぶ仲間と会って話ができたら、と私もstay home生活の中で歯痒く思っていました。自分には何かできることはないだろうか・・・と悶々と考えることも多くなりました。
そんな中、リアルで会えない中でメールやSNS、インターネットを活用して、おしゃべり会や輪読会、勉強会等を開催する様々な工夫に取り組んでくださっています。それぞれの皆さんが、「今自分にできること」を考えて行動してくださった結果だと思います。さすがはアドラー心理学コミュニティの仲間だと、心から嬉しく思っています。各自助グループの勉強会につきましては、ホームページの「自助グループ一覧」から各自助グループのホームページやブログに飛ぶことができますので、ぜひそちらでご確認ください。
1日も早く、事態が終息を迎えみなさまの笑顔を直接見ることができる日が来ますよう、強く強く願いつつ、小さくても今私たちができることをひとつずつ積み上げて、毎日の暮らしをを大切にしていけたらと思う日々です。
くすのきの会 伊澤幸代