関東10年の計
- 2020/1/31
- コラム

初春とはいえ厳しい寒さが続いております。本年に入りまして初めてのご挨拶になりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
関東では現在「10年計画」に取り組んでおります。
10年計画の内容とは着実なアドラー心理学の定着を目標に据えて、段階的に学習を深められるよう講座や催しを企画していくことです。最初の5年ではパセージ及びパセージ+のリーダー養成を中心とした育児に軸足を置いた内容を中心に進めてまいります。
本年は3年目となります。
続く5年はカウンセラー、心理療法士の学習を深めていきたいと考えております。
数年前、ある本がきっかけでアドラー心理学が広く世の中に知られるようになりました。多くの人が手に取り、自助グループへの問い合わせの際に「本を読んだのがきっかけで」というセリフを聞かれた方もいると思います。
このようにユーザーの数はずいぶんと増えました。
しかし地域でアドレリアンの相談にのるプロバイダーの数はまだまだ足りていないのが現状です。
これまでは比較的に様々な内容を学んできたように思いますし、それも非常に興味ぶかいものであったと思いますがこのような経緯から系統的に学習を進めていくことを進めてゆくこととなりました。
アドラー心理学は専門家だけのものではありません。
アドラー心理学は育児や臨床の場でとても有効な理論、技法を備えています。
アドラー心理学を学習するには共同体が協力し合いながら活動を続けていくことが不可欠です。
皆さんがこれからもアドラー心理学を学び続けていくためには、皆さんのお力添えが必要です。
これからも共にアドラー心理学の学びを深めていけることを願っております。
流山アドラーの会 佐々木 匠