育てたい、家族のカタチ

私がパセージと出会ったのは、体調を崩して仕事を休んでいた時期です。それから約3年程で私の環境はガラッと変わりました。家庭と両立のしにくいシフトの仕事は辞め、土日祝日休みの日勤の仕事に、子供たちとの関係は良好で、高校生の息子は俺の反抗期はいつ来るんだろうと不思議がっています。毎日子どもの話しを丁寧に聞くよう心がけ、パセージの教えを実践して、大満足、もうそんなに改善出来る事もないかな、なんて思ってもいました。ただ一つ、大事な夫との関係はまだまだ改善の余地があると、先日のフォロー会の最中に気づきました。パセージのテキストにも書いてありますが、家事は家族全員の課題です。ちょうどその頃、日本人夫婦は家事のほとんどを妻がやっている、そしてそれを不満に思っているが、なかなか口に出して言わない、という記事を読みました。なるほど、子供とのエピソードを冷静に見つめるのと同じに夫とのやり取りも見つめ直してみたらいいかもと思いつきました。やり取りと言っても、私が一方的に不満に感じていることが多く、感情としては、不安、不満ばかりです。いきなり夫に切り出すのは難しいので、ある日、家族会議にしてみました。それから直ぐには変化はありませんでしたが、日を追うごとに夫の家事への参加が増えてきています。そんな姿を見ると自然と温かい気持ちになります。子供たちの家事への参加も少しずつ積極的になってきました。そんな時とても幸せを感じるのです。これからもパセージとともに、より良い家族の形を作って行きたいと思っています。

アドラーの会@香取 木内 

関連記事

日本アドラー心理学会®入会申込書

自助グループ活動日程

Social

講座案内

  1. アドラー心理学を学べる、関東地方区内の様々な講座をご案内いたします。 第2回日本アドラ…

アーカイブ

ページ上部へ戻る